代表より

元京都教育大学附属桃山小学校副校長 川端建治

 国語教師・竹の会は、今井鑑三先生を師として、昭和55年(1980年)4月に発足いたしました。以来、先生のご指導を受けながら、会員相互の研修によって国語教師としての授業力を鍛え合うとともに、子どもをとらえる自らの眼を磨き合い、人間教師としての成長を目指して、実践研究に取り組んでまいりました。
 平成5年(1993年)、今井先生がお亡くなりになった後も、本会は先生の遺志を受け継ぎ、山門徳夫先生(故)、さらに渡辺邦彦先生を代表として、会の継続発展を図ってまいりました。現在は、関西を中心とするおよそ50人余りの同志会員が集まり、奈良の地において月1回(原則第4土曜日)の例会を開いております。
 本研究会は、「子どもが生きる授業の改善」を研究主題として、どこまでも授業の事実に基づき、授業に表れる「子どもたち一人ひとりの姿」を大事にしながら、「子どもが育つ・子どもを育てる」国語科授業の在り方を追究し合う場であります。
 研究主題に迫るために、私たちは、会員からの教材研究や授業実践の提案をもとに、次のような視点で、毎回の授業研究に取り組んでおります。

(1)教材の特質を生かし、子どもたちの個性が生きる授業を構想する。
 教材の内容的価値をつくり出している表現としての特質をとらえ、子どもの側に立った教材研究や授業構想のあり方を考えていく。

(2)言葉の力が育ち、「学び合い」が育つ教室をつくる。
 確かな言葉の力を育てるために、学校生活の様々な場において、言葉による活動の場を工夫していく。また、子どもたちが自分の言葉で思いや考えをつくり、それを互いに響かせ合い、高まり合っていくような授業づくりを目指していく。

(3)生動する子どもの姿を見つめ、教師としてのはたらきを見直す。
 生動する「ありのまま」を受けとめ、その姿に学ぶことで、今ある授業や授業に対する教師としてのはたらきを見直していく。また、子どもたちの「学び合い」の姿を通して、子ども同士の繋がりを見つめ、その願いをたえずとらえ直していく。

 このように、子どもたち一人ひとりのよさを見つけ、伸ばしていく「教師のはたらき」を高め合うために、会員一同、今後も研鑽し合ってまいりたいと考えています。

 志を同じくする方々の、積極的なご参加をお待ちいたしております。


「竹の会」についてご意見・ご質問がある方は、こちらからご連絡ください。










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